監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第5章 Prisoner(囚われる)
もっとも、愛奈と暮らすようになってから、殆どこちらに寝泊まりすることはなく、彼は毎日、自邸から通勤して、どんなに忙しくても時間がなくても定時には帰宅していた。彼の心を自宅に繋ぎ止めたのはもちろん、彼の欲してやまない可愛い小鳥の存在であった。
拓人は会社近くに借りた高級マンションの一室に愛奈を監禁したのである。ご丁寧に控え室となった一室には常に黒服の男が二人、常駐した。むろん、愛奈が逃げないように厳重な監視下に置くためであった。
拓人は会社近くに借りた高級マンションの一室に愛奈を監禁したのである。ご丁寧に控え室となった一室には常に黒服の男が二人、常駐した。むろん、愛奈が逃げないように厳重な監視下に置くためであった。