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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

―これを着ろと言うの?
 愛奈の小さな顔は絶望と失望に駆られて蒼白になった。思わず縋るように拓人を見上げると、彼は事もなげに頷いた。
―もちろんだ。
―せめて下着は付けさせて。
 こんな男に願い事なんかしたくなかったけれど、これではあんまりだ。透ける素材のネグリジェは殆ど衣類としての機能を果たさないだろうことは明白だ。下着を付けなければ、身体の線はすべて露わになってしまうだろう。

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