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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 おや、というように坊主頭が片眉を跳ね上げる。
「一体、誰の許可を得て、こんなことをしてるんだ」
 拓人はつかつかと大股で近づいてくると、坊主頭の男の胸倉を掴み上げた。
「手を放してくれませんかね」
 しかし、坊主頭は依然として落ち着き払っている。
「我々は、こちらのお嬢さんの亡くなられた父上が書いた書類を預かっています。必要なら、今、この場でお見せしますが」

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