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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

 ただ放課後、廊下ですれ違ったときに大木先生は悔しげに言った。
「校長から安浦の家庭の事情については余計な口出しは控えるようにと言い渡されてしまったんだ。生徒の家庭のことにまで教師が干渉するのは越権行為だと君の従兄から陳情があったようでね」
 つまり、拓人が何かと目障りな大木先生に校長を通じて牽制したということだろう。

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