テキストサイズ

監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

 啼きすぎて声も嗄れてしまって、自分が何を口走っているのかも判らなくなりつつある。今の愛奈を突き動かしているのは感情でも心でもない。人間がまだ原初の生物でいた大昔そうであったように、ただ肉体の欲望に忠実に動いているだけだ。
 それは拓人も同じだった。
「愛奈、ほら、あれが今のお前の姿だよ。何て淫乱で色っぽくて可愛らしいんだろう」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ