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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

「泣いてなんかないもん」
 愛奈が持ち前の負けん気ぶりを発揮すると、拓人はまた笑った。
「まあ、お前がそう言うのなら、それでも良いさ」
 彼がポロシャツの胸ポケットから小さな箱を取り出した。
「これをお前に」
 黒色の小さな箱にピンクのリボンが付いている。愛奈は渡されたそれを静かに開けた。

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