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あの後、

菅野さんは更に手をキツく繋いできては

｢あれから、
アツシから避けられて以来、ずっと気になっていたんだ。
パン子ちゃんに協力してほしいんだ。｣

｢きょ…協力？!｣

「アツシに会わせてくれないか？｣


思わず、
カッとしてしまい、

「それはアタシが下手に協力するより、菅野さん自身が直接アツシに合って話したほ｢お願いっ……｣

アタシは手を振り払い


「アタシにはもっとニューハーフとしての誇りを持たないといけないので、そんな時間無いんです！」


｢えっ？だって…｢アタシはニューハーフなんです！さようなら！！」


戸惑う菅野さんを目の前にアタシは大きな声で訳の分からない嘘を言ってしまったせいか、マスターや店内の人達は唖然としていた。

どうやら
この店でもアタシはニューハーフと見られてしまった。