地雷女。
第8章 爆発
もうね、
もうストレスMAXなのよ~!!
アタシはある物を持ちながらルンルン気分でクルリと回り、寝ているアツツに毛布を被せた。
「んっ……」
げっ!
アツツが起き出した!
「あれ?
帰ってきたの?って、ことはこんな時間か……」
目をこすりながら、眠たそうな顔で話しかけてきた。
「帰って来ちゃいけないの?アタシだって大変だったのよ。急にアツツがいるし、イケメンには飲みに行って誘われまくりだし。
本当、疲れたっ!」
「何、ドヤ顔でいってんの?嘘つき!」
「嘘つき?
アタシが?
アタシは馬鹿だけど、嘘はつかないもん。」
「へえ~。」
アツツは不快な笑みでアタシを見る。