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地雷女。

第12章 本格的指導。





寝て起きたら、何故か頭が痛かった。


「いでで……」


俺は風呂も入らず、酔ってそのまま寝てしまっていた。

部屋の灯りも付けたままだし、体は酒臭くてベタベタして気持ち悪い。

アイツに誘われると毎回、変なバーに連れて行かれる。

パイパブに誘う秋といい、俺の友達のセンスは何なんだ。


そして何よりもニューハーフじゃ無いのにウハウハな感じで働いている瞳には驚きを隠せなかった。

しかも
何なんだ?
あの名前………

パン子だっけ。

普通のスナックで働いていると思いきや、何でゲイバー?にいるんだ?


俺には全くの謎だったが、アイツが嘘をついていることが少しショックだった。

どんなに馬鹿でも嘘は付かない奴なのに。




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