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地雷女。

第2章 しっかり者




瞳が帰った後、俺は早速コップを洗い、テーブルを拭いた。何事もすぐに取り掛かると後が楽だし、綺麗が保たれるからスッキリする。


特に掃除をした後の部屋は淀んで隠った空気が無くなり、クリアになるのが好きだ。


奥の部屋に行き、自分の世界に入る。
棚の上には昔から集めているガンダムのプラモデルを何体か並べている。
この素晴らしさは女には分からないだろう。


ん?
少しズレる。


俺は部屋のディスプレイが真っ直ぐになって無いと気持ち悪い。



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