地雷女。
第6章 ももじり~ヒゲジェリーナ
何で?
疑問に思っていると、二人と視線が思いっきり合ってしまった。
ヤバイ……
アタシだけで無く、アツツもバレたく無かったかのように気まずそうだった。
「アツ…「パン子さんでしたっけ?申し訳ありません。こういうお店に今までご縁が無かったもので……変な所に入れてしまいました。すみません。」
思いっきり他人行儀。
アツツ、
あんた、アタシが知り合いだって知られたく無いんだね。
それに何であんたが ここに居んのよ。
状況をまるで無視するかのように店内は賑わっている。
ミュージックは何故かジュリアナ東京。
バブルかよ。