テキストサイズ

なななの短編♪

第7章 2月9日の大雪×ニアファー

「────いい香りだ…もしかして真希さん…僕のこと誘ってます…?」


「要さんっ…」


気付いたら背後から要さんが現れて、私の首筋にキスを落としていた。


頬が紅くて目がいつもより艶かしい…


どうしよう…っ

要さんはお酒を呑みすぎるととんでもなくエロチックに…


「真希…かわいすぎると逮捕されると思うんだが…」


光瑠さん言っている意味が分からないよっ…


「………真希さん、あなたを見てると身体全身の血がたぎってきてしまう…鎮めていただけますか…?」


「ひゃっ…」


要さんの手が際どく私の腰回りを這う。


これはすごくまずい…


以前は隼人が助けてくれたけど…っ

チラとベッドを見るけどスヤスヤ寝ていて起きる様子はない。


「真希…」


「んんっ…」


グッと光瑠さんに顔を向けられて深く深くキスをされる。


逃げられずにいると同時に耳に要さんの熱い舌が這った。


「ふぁっ…」


「真希さん…もっと鳴いて…」


そう要さんは囁きながら、後ろから手を伸ばして私の胸元のリボンをほどいていく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ