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ももいろタイム【完】

第7章 一目惚れかな




緊張して、先輩が言ってるのが嘘みたいで、ぼーとしてしまった。

「結奈ちゃん?ダメ?」

「私…と、友だちとかは?」

「ダメ。結奈ちゃんだけ。俺、この時間だけ、ここで一人でいるんだ。来てね」

「は、はい///」

朱鷺先輩の綺麗な笑顔に、返事をしてしまった。

「じゃあ、待ってるから」

「はい………で、では」

私はドキドキしながら、音楽室を後にした。


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