テキストサイズ

ももいろタイム【完】

第9章 ぬくもりがほしいの…



「梦南ちゃんかな?」

「はい。はじめまして」

「いいんだよね?」

「はい…」

「じゃあ、行こう」

隆己は私の腰へ手を回し、体を密着して歩き出した。
私は逆らわず、歩く。
隆己は私より少し上くらいに見える。きっと、回りから恋人に見えるだろうな…


暫く歩いて、路地裏のラブホテルに入った。


.

ストーリーメニュー

TOPTOPへ