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「そうだけど…」

「櫂那ちゃんは昨夜、何があったか知りたくない？どうして裸だったかとか」

そう言ってニヤリと笑う男。
嫌な感じはなく、その表情もカッコいい。

ハッとした。
そう、私は起きた時裸だった。
確認しなくちゃ！
そして、男に視線を戻す。


「ね？じゃ、携帯出して」

「教えてくれるの？」

「うん。会った時にね」


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