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ももいろタイム【完】

第5章 私が恋した人



「そうなんだ…」

「あら?愛結、顔色悪いわね。部屋で休んだら?私の部屋の掃除も終わるし」

「うん、そうする。少し寝るね」

そう言って部屋に入り、ベッドに横になった。




「どうしよう…」

涙が落ちる。

名前しか紹介しあわなかった。でも、昌樹さんの名字は、家の表札で知ってた。

「昌樹さんが…お父さん…うそだぁ」

確か、私と同じくらいの娘がいるって言ってた。
私が娘だって知ったら、どう思うかな…



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