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あの学校には...

第10章 一日目


07:30
学校へ着いた。
学校へ着いて、すぐ渡されたものがある。
それは、日記帳だ。
この一週間のやった事を全てこの日記帳に書くとの事。
途中で死んだなら、同じクラスの人に、日にちを書き、『死亡』と、真ん中に書く。
ただ一文字。
そのあと、一週間使う自分の武器を選ばされた。
武器の種類は、短剣、銃、ボウガン、パイプだ。
〈どうやってこんなに集まるんだろう...〉
奈津は思う。
「わぁー、こんなの使うんだ。」
奈津の後ろから声がした。
由佳だ。
「由佳ちゃん...」
「おはよ、真理ちゃん。もう武器は決まった?」
「まだ...」
由佳はいつもと変わらない。
奈津は不安を隠せない。
「なんで、そんなに笑ってられるの...?」
「ん?...昨日は凄かったんだよ、私。」
「なのに...」
「死ぬ事なんて考えないようにしたんだ。一週間、いつもと同じふうにしてよう。って決めたんだ。」

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