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あの学校には...

第10章 一日目


A組の参加者(と武器)は
神崎奈津 →銃
愉宇帯真理 →ボウガン
桜野由佳 →短剣
天野拓海(アマノタクミ)→銃
高阪晴(コウサカハル)→スタンガンの五人。

9:10【自陣にて】
「...。」
五人全員無言でしたを向いている。
〈なにか、話さないと。〉
由佳は思った。
そして、考えた結果このような言葉になった。
「ね、ねぇ。」
由佳の声に気づき、四人が由佳の方向を向いた。
「作戦とか...考えない?」―――――

9:30【自陣にて】
「作戦は決まりね。」
「実行するのは明日だよね?」拓海が真理に再確認をした。
「ええ。」
「それじゃあ今日はどうする?」
こんどは奈津が質問。
「なるべく一人でいないように、周りを気にしていれば良くないか?」
拓海が回答。
それを真理が否定。否定の言葉に続き、
「いや、1番安全な此処に今日は一日ずっといたほうが良いと思うわ。」
という言葉がでた。
〈そっか、自陣には敵は入れないんだっけ。〉
「うん。俺もその方が良いと思う。」
晴が賛成した。
「じゃあ、それで決まりね。」由佳が言い、一日目はずっと自陣にいることに決まった。

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