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BL短編

第2章 第2章 容疑者×警官

ムショに入って五日目。
毎日、変わらずその警官はまえにたっている。
俺は恥ずかしさもあり、五日間
抜けずにいた。入るまえ毎日抜いていた俺にとって
それは苦痛だった。抜くにもオカズがない。
しかも警官にみられている。
しかしおれはマゾなだけあって
見られているということに興奮した。
しかし…やはり物足りないのだ。

しばらく俺がモゾモゾしていると
警官が

「なにをモゾモゾしている。」

と蔑んだ目でこっちを睨んできた。
難なく俺のムスコはそれに反応するわけで。

「なんだ……勃ってるのか」
と警官は俺のムスコに気づき悲しそうな目でそれを見た。

おれは何もわからなかった。
なので
「警官さんも溜まってんの?」
と、どこからそう思ったのか聞いてみた。
警官はそのことには触れず
「おれは警官さんじゃない。道明寺連だ。」
……変ななまえ。そう思った俺は
「どーみょーじ?」と繰り返す
すると道明寺さんは
「あぁ。」
と言うと部屋の中に入ってきた。

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