テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第15章 極上の言葉


「……隼人……」


「誰かに何か言われるかもしれない。

それに俺の仕事については、これから分かると思うけど

スケジュールは常に変わるし不規則なんだ。

そのせいでお前のペースを乱すかもしれない。

周りが当たり前にできていることが、俺はさせてやれない事もあると思う」



ゆっくりと、穏やかに話す隼人の腕の中で

何度目かの涙がこみ上げてくる。



「だけど」



隼人はさらに力強い目で

私を見つめた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ