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会議室から恋。~黒田~

第6章 6

「雅樹ー?」

「オレら結婚するから」

後ろで何か言ってるオカン。

放置して、部屋にいらない荷物を放り込んだ。

階段を下りていくと、由奈が質問攻めにあっていた。

「はいはい、また今度きちんと連れてくるから」

由奈の腕を引っ張り、家を出た。

「すごく優しそうなお母さんだね!」

何が気に入ったんだか。

ニコニコしながら助手席に乗り込んだ。

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