テキストサイズ

会議室から恋。~黒田~

第6章 6

「何怒っとんやって」

朝、起きたら、仏頂面な由奈が化粧をしていた。

そのまま、何も言わないまま、旅館を出た。

「ハァ…」

何を言っても、何も返事がない。

家に着くまで、このままか?

気まずい空気がずっと流れる。

せっかく、かわいかったのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ