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会議室から恋。~黒田~

第10章 10

「由奈?」

「ん?」

まだ飽きないのか、パッチワークというものをしていた。

家の中のものが、ほとんど、由奈が作ったものにかわっていた。

「そろそろ、仕事復帰しやんか?」

「え・・・?」

杉山のかわりは、他の人にはできない。

だけど、英訳資料を作ることは、由奈に可能で。

絶対情報が外に漏れないことがわかっていた。

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