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会議室から恋。~黒田~

第2章 2

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そうだ。

オレが英語ができることを隠したのは、その時だったんだ。

オレはできないと逃げたが、こいつは素直にできると頷いてしまったんだ。

まんまとオレの策略にかかった。

オレは、こいつをはめたからには、一生英語ができることを悟られてはいけない。

…なぜか嫁は知ってたけど。

「ちょっと黒田様聞いてるんですかー?」

「聞いとるっつの。細かく通訳してくれや」

「してますー!」

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