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会議室から恋。~黒田~

第3章 3

「あらあら、楽しそうね」

背後に立った”村田さん”の気配にも気づかず、声をかけられてはじめて気が付いた。

振り向くと、きれいな顔がドアップで見えた。

この人、何でこんなにきれいなんだろう。

結構な歳なはずなのに・・・。

「ん?」

「いえ・・・」

「あら?あたしの前だと、おとなしいんやね?」

「え?」

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