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会議室から恋。~黒田~

第1章 1

「お前・・・いい顔しとるな」

オレの目の見て、はっきりそう言った。

「オレ、これに決めたから」

そう、”先輩”に言った。

「櫻井さん!新人から決めるなんて聞いてないですよ!」

「は?そんなん、お前に言う必要ないやろ。2週間で育てろよ」

焦る”先輩”の横を通りすぎ、”櫻井さん”はどこかへ行ってしまった。

「はぁ・・・。まぁ、頑張れよ」

オレの肩に手を置き、ため息をついた。

オレには、何が何やらわからなかった。


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