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会議室から恋。~黒田~

第3章 3

「なんや、村田さんやったんか?」

「…うん」

「なんかあったんか?」

「いや。なんもなかったからさ。なんやったやろ?」

「ほら、声聞きたいとかちゃうんか?」

「…なんのために?」

「……」

それ以来、櫻井さんは村田さんのことには触れなかった。

隣にいた益田は爆笑してたけど。

…なんなんや。

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