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片想いの行方

第32章 選択、そして決断の先に


麗子が呟いた言葉を聞きながら、私も空に目を向けた。





雲ひとつない、青空が広がっている。








……もうすぐ、蓮の試合が終わる。





おそらく、あの彼女は見に行っているだろう。






2人のもとへ走り出した、もう1人の蓮。







3人の想いが、どこに終着するのか…………







麗子も、私も







あの3人自身も








この時点ではまだ、知ることはできなかった。

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