テキストサイズ

pure love

第10章 願い




─────凛、ごめんな…



楽しかった夏休みから数日…

新学期と共に入院した俺のベッド脇で、


俺の手を握り、泣きじゃくる凛。



口を開くのもダルイ…

頭もボーッとする…


意識が、遠退いていく……


深い深い闇に堕ちて行く感覚………




ストーリーメニュー

TOPTOPへ