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神様の独り言

第7章 迷羊は知識を拾う


道子は今にも泣きそうなハキに手を伸ばし…



触れた―――――――…



ハキは、まだ不安定で…全てを受け入れられないでいるが…



道子に触れてもらえた所から…


腐敗が止まり…人になれる気がした…



『ありがとう……ありがとう』



ハキは、道子に何度も指を動かし伝えた…



涙で…道子の顔が見えなくなるまで…





何度も――――――…





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