神様の独り言
第4章 迷羊は拾われる
寝る場所…
食べる物は―――…確保出来る
「あっ、!ああぁ!!いい!いいの、この子///最高!あああぁ〜」
女は口を大きく開き…何かを叫び…絶頂を迎える…
だが…少年は…何を言っているかは聞こえない…
「う゛が…うが…う゛ぅう゛」
そして…少年は、痙攣する女から己を引き抜き…
腹に…白い毒を吐き出す…
少年は、無言で立ち上がると…風呂場に向かい…
風呂場にある鏡を見る…
そこには…
髪は長くボサボサな自分が映る…
前髪は…光の無い目を隠し…
横髪は…元から無い耳を隠す―――…
人間の形をしているが…
彼は…人間ではない……
性器の先から…毒を出す…
化け物だ…