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神様の独り言

第4章 迷羊は拾われる



「今日の客は、金回りがいいんだよ!!ある意味上玉だ!ハキ、逃げんなよ―――――…」




久しぶりに風呂に入る事を許され…


アナルの洗浄を入念にしろと言われ…少年は素直に応じた…




すでに少年の目は半分死んでいて…



マニア専門のラブホが待ち合わせ場所でも…



何の疑問も反論もなかった…




「ハキ―――――…お前の未練も断ちきってやるからな―――…有りがたく思えよ」




金男の…笑顔が…


ハロウィンでよく見かける目と口だけが笑っている仮面をつけている様にしか見えなかった…






未練なんて―――――…




何にしたらいいのかさえも…


少年には解らないまま…




ホテルの一室を開けた――――…





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