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友達ゲーム

第7章 6人目 ケンカは売られたら買うものよね?

わざとらしく明るく言うと梓は

「…」

何も言わず口元をかすかに上げた

「あぁ?なに笑ってんだよ!」

「お前にとってはどーだっていいことかもしれねぇけどな、私にとってはなちげーんだよ!お前がしたことは最低だ。」

「…ごめん」

初めて発した言葉は入学式に聞いた時と変わらないくらい小さい声だった

「本当に悪いと思ってんの?思ってねぇから言えんじゃねぇの?なぁ、どーなんだよ!」

「思ってるよ!思ってるから謝ってるんでしよ!」

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