テキストサイズ

僕はもう君を抱けない

第2章 ナンパ?

俺はとっさに女の子の手を握って

「…逃げるぞ」

と彼女の耳元で叫んで走り出した

もう怖いったらありゃしねぇー。

まじでなんだよ、あいつら。

「…逃げたぞ!」

え、反応遅くね?

…しかも、走るの遅っ!

振り返って見てみると

本気で走っているのかよくわからない奴ばっかで

なかなか俺たちのいるところまで辿り着かなかった。

ってどんなヤクザだよ!

え、あ、ヤクザじゃねぇかも。

とりあえず、安全な場所に避難した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ