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僕はもう君を抱けない

第2章 ナンパ?

こいつ、おもしれぇ。

手と足をバタバタと動かして

焦っている様子を見てると

なんだか、心をくすぐられる。

「嘘だって、冗談だよ。俺は雨戸 秦、よろしくな美憂ちゃん。」

俺は美憂ちゃんの頭をポンポンと撫でて

「…じゃ!今度こそ行くから!」

と走った。

この後、華緒梨に散々に怒られた。

まぁ、そりゃそうか。

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