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僕はもう君を抱けない

第3章 ディナーでもいかが?

振り返ってみると

「…え、嘘だ」

嘘だ

といいながら、この時ちょっとだけ信じたくなった

運命って本当にあるのかもって

巡り逢わせってあるのかもって

「…美憂ちゃん?!なんでここに?」

「買い物帰りですよ、雨戸さんは仕事終わりですか?」

うわ…

初めて見た美憂ちゃんの笑顔

また好きになってしまう

もう、あとには引けないかも。

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