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僕はもう君を抱けない

第3章 ディナーでもいかが?

「んで、さっきの続きなんだけど…」

食べ終えてコーヒーを啜りながら話を聞くことになった

「…ぇ、あ、その…」

「ゆっくりでいいよ、覚えている範囲で、言いたくないことは言わなくていいから。」

俺は美憂ちゃんが話せるまで

落ち着くまでただじっと待つことにした

無理に話して欲しいとは思わなかったから。

ただ、嬉しかった

会って2回目のこんな俺に話してくれるってことが。

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