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僕はもう君を抱けない

第2章 ナンパ?

…わけではなくて

「痛ってぇなぁ…。女の子に手を上げる男ってマジで許せねぇんだよな。」

女の子の前に立っていたのは

もちろん、俺。

体が勝手に動いて気付いた時には女の子をかばっていた。

「誰だよ、お前。コイツの彼氏か?」

え、やば…

勢いで来たとはいえ、俺やばピンチな気がしますけど…。

逃げる?ここは。

いや、無理無理無理無理。

逃げたら追いかけてくるし!

って、そりゃまぁ当たり前か

…じゃなくて…どうする?俺。

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