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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

ゴォーーーー

ドライヤーの風量を最大にして来た

何の嫌がらせや!

やることが幼稚すぎるねん!

「やめてよ〜、都姫。」

「やだ、嘘つきは許さない」

「もーわかったって!だからやめんか!」

「…じゃあちゃんと言って」

「…じてたわよ!」

「聞こえなーい」

「あんたがエロいから感じてたわよ!」

ヤケクソになってめっちゃ恥ずかしいことをさらっと言ってしまった。

もちろん顔は真っ赤だった。

「…そういう悠葵好きだよ。」

なに?

耳元で囁かれる甘い声は…なに?

「うっさい///」

ねぇなんでそんなこと言うの?

思っても無いくせにそんなこと言うの?

「ムカつく、ずるいよ。」

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