テキストサイズ

もし、今あなたが元彼に会いに行ったなら

第2章 再会できたなら


「コロ、かわいそうだったな。」

潤んだ瞳の私を見て、
マオは優しくそういう。


でも座る距離が前と違う。





隣にはもう、座ってくれなかった。


「マオは・・最近どうしてるの?」


私は不自然じゃないように聞く。


「俺?
俺は相変らずだよ。」

それだけ言うとついてたTVに目を向ける。



「そっか・・・」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ