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忘れた頃に…

第15章 痛いのはどっち…



「いったぁ~い!!」

つい、大きな声が出てしまう。

慌ててキッチンペーパーで押さえていると、私の叫び声?を聞いた主人が台所へ。

血が滲んだキッチンペーパーを見て、呆れたように、

”またやったのか?”

「やっちゃった。」

傷口を見た主人は、車のカギと免許証を持ち、

”病院行くぞ。”


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