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忘れた頃に…

第27章 息子の彼女…



今年も一泊の予定で支度をする。

そんな中、長男が携帯電話をいじっていて中々支度に取りかからない。

「お兄ちゃん!いい加減にしなさい!
おじいちゃんもおばあちゃんも待ってるよ!」

”わかってるよ!”

「じゃぁ、さっさと動きなさいよ!」

と、大きな声が出そうになる。

「もう。おいてっちゃうよ!」

”ちょっと待って!唐揚げが待ってるんだから!”

何言ってるの?

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