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忘れた頃に…

第31章 酔っぱらい



その後は、何も無かったようにカラオケで盛り上がった。

真琴はずっと

”マッチョのテンションの高さは、絶対何かあったな!”

と言っていたが、本当の事を話す訳にはいかないので、笑ってごまかした。

1人では歩けない程に酔っぱらったあっくんを、真琴がタクシーで送ることになり、カラオケ店の前で別れた。

彼と2人。

終電もなくなっていたので、実家までの3駅分歩いて帰った。

しっかりと手を繋いで…

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