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忘れた頃に…

第32章 二日酔い?…



「お義姉さん、ごめんなさい。
もう少し、休んでもいい?」

コーヒーカップを片付けながら、台所にいる天使に声をかけた。

”そう思ってお布団そのままにしてあるわ。(笑)
お水もどうぞ!”

本物の天使だ。

兄にはもったいないお嫁さんだ!

そんなお義姉さんに甘え、
”二日酔いって、なんて便利な言い訳なのかしら!”
なんて事を考えながら、布団にもぐり込んだ。

結局目が覚めたのは、午後の2時過ぎ。

母から、この日2度目のお説教があったのは言うまでもない。

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