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忘れた頃に…

第34章 活力源…



それから彼とはメールのやりとりもないまま、何日かが過ぎた。

もうすぐ子供達の夏休みも終わる。

元の生活に戻る。

今は子供達がいることで紛れているが、1人になったら寂しさに押し潰されてしまうだろう。

単なるドキドキではない…と思う。

私の中で、彼の存在がどんどん大きくなっているのがわかる。

メール送ってみようかな…

携帯電話を取り出してみたけれど、特に用事があるわけでもない。

そのまま携帯電話をしまおうとした時…

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