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忘れた頃に…

第39章 2人だけの…



『そうだね。でも…その前に!』

軽く肩を押され、壁際に追い込まれる形になる。

ほんの少し前まで笑っていた彼の顔が、何だか怖い位…

「どうしたの?」

『友夏、随分余裕だね。』

正直、余裕なんてない。

ゆっくり彼の顔が近づいてくる。


もう、何も考えられない。


そのまま…キスをした。

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