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忘れた頃に…

第41章 誰と帰る?



後ろに彼が立っていた事に全く気付いておらず、急に聞こえた声に驚いた。

「ビックリした!心臓に悪いよ…」

『(笑)(笑)(笑)ごめん。
プロジェクターとか運ぶの手伝ってくれる約束だよね?』

そうだけど…

『あの店駐車場がないから、どうしても路駐になるでしょ!
荷物運んでる間、運転席に座っててくれればいいから。』

”なるほど!駐車じゃなくて停車にするためね!(笑)”

幸が納得してしまったら、もう車に乗せては貰えない。

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