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忘れた頃に…

第42章 寄り道



『ありがとう。交代!』

「は~い。」

運転席から助手席へ。

帰宅とは反対の方へ走り出す。

ほんの少し走っただけのはずなのに、景色が変わっている。

さっきまで見えていた背の高い建物は無くなり、自然がいっぱい…森の中の様だった。

キョロキョロしている私に、

『あ、起きた?』

え?私、寝てたの?

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