テキストサイズ

忘れた頃に…

第12章 会いたかっただけ…



「焦ってないし。だいたい、そんな勇気もないくせに!」

強がってみせた。

『あ!バレた?』


なんだ…

がっかりしている自分…そして、からかわれている自分を、ほんの少しだけ可哀想に感じていた。


その後は…

何を話したのか、何と言って別れたのかも覚えていない。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ