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忘れた頃に…

第12章 会いたかっただけ…



『そうだね。今度は本当に帰るよ。
ともちゃん、またメールしてもいい?』

「うん。」

そんな返事しか出来ない。

テンパってる!って、こう言う事なんだ…なんて考えている事がおかしくもあった。

泣き顔のまま、機嫌が良くないまま別れるのだけは避けたい。

「気を付けて。」

これが精一杯。

『またね。』

彼の車を見送って、私も帰宅した。

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